コースは肥後大津駅→萌の里→谷コース→俵山→護王峠→分岐点→二ノ峯→一ノ峯→泉力の湯

各ポイント間の時間。数字は分。

今回は俵山の尾根コースではなく、沢を登ってみました。赤●を進みます。
距離は短いのですが、ものすごい岩場コース。時間は尾根コースの1時間半に対して2時間半もかかりました。

今日の参加者はこのコースを下見したY松さん、I本会長、M枝さん、Y松さんの後輩の5名。
午前5時50分、肥後大津駅前出発。57号線手前でなんと「かっちゃん夫妻」に会いました。相変わらずお元気。

萌の里の裏に出る近道?を行きます。三の宮神社前の湧き水で給水。
途中いのしし発見。野生にしては太っている、ペット?

1時間38分で萌の里に到着。沢登りの準備をして7:34出発・・・はたしてどんなコースでしょうか。

まず正面の柵のしてある所をくぐります。天気予報では曇り晴れでしたが、俵山山頂はご覧のように雲の中です。

沢コース(=谷コース)にはここから左折します。その先に谷への入り口があります。地獄の入り口と言ってもいいでしょう。

とにかく、すごいの一言です。こんな岩場を登ったことがありません。
水はほとんど流れていなかったので助かりましたが、岩の上にはコケが生えていて滑ります。滑ったら大ケガです。

岩だらけ、それに傾斜もかなり急。まるでロッククライミング。これが1時間続きました。
脚だけではなく腕の力も要ります。

「一の滝」に到着。水はちょろちょろ程度でしたが、岩のでかさに圧倒されます。

数ヵ所にロープがつけてありました。何となく不安。

「二の滝」に到着。よく見ると滝の横にロープが。これ見てみんな一斉に「うそーっ、これ登れというの!!」

このコースを開発された人が書いたのでしょう。数ヶ所にこのような地図がありました。まめですね。

やっと岩場が終わりほっとしたら、今度は急な上りの連続。これもきつい。

登頂!萌の里から2時間27分かかりました。標識をみると下りで2時間半と書かれています。下るほうが時間がかかるかも。

残念ながら山頂は雲の中。まったく景色がみえません。風もつよく寒いので、早々に下山。護王峠へ向います。

護王峠で昼食(10:30)。15分休憩。ここでソーメンをいただきます。山で食べる麺類は最高です。
このころから雲が少しづつ切れてきました。南郷谷が見えます。遅い!

護王峠から一の峰分岐点まで行きます。これがまた6つの山越えで超きつい!
来月「南阿蘇外輪山縦走」でここを逆走するかと思うと気が重い。
1時間で一ノ峯分岐点に到着。

ここから南下して二ノ峯へ。雲が切れ、少しづつ見えてきました。

二の峯山頂到着、12時丁度。分岐点から37分。
後を振り向くと分岐点からの道がきれいにみえます。

隣の一の峯。絶景です。北側は絶壁です。


一ノ峯まで尾根を走ります。

一の峯山頂。二の峰からわずか10分。早い!
山頂に石碑が建ててあります。これは遠くから見ると人が立っているように見えます。
この石碑には「国之御柱命」と書いてあります。「くにの、みはしらの、みこと」と読みます。
龍田神社の主祭神で自然災害が起こらないように祭られているそうです。

登山はすべて終了。あとは「泉力の湯」まで下りのみ。がんがん走ります。
一ノ峯の下りはいつも強風が吹きますが、きょうは涼しくて気持ちいい。

途中でY松さんが見つけた○○水源で休憩。ここでドボンができそうです。水量もけっこう多い。
しかも隣に酒屋もあります。「ドボン&グビッ」ができそうですね。

14:00、「泉力の湯」に到着。約8時間のトレイルランは無事終了。
さっそく温泉に入って汗を流します。弱アルカリ性でお肌ツルツル。休憩所で西原村特産のイモの唐揚げおつまみにビールで乾杯。
このあと15時37分のバスで「さくら」へ直行。

南コースは正規ルートより時間はかかるし、危険だし、景色は見えないし、いいことはありません。
人にはお勧めできませんし、私も終わってすぐはもう二度と行かないと思っていました。しかし、時間がたつと
あの滝に多量の水が流れたら、どんなにすごい滝になるのだろうと興味がでてきました。ひょっとしたらまた行くかも?



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