熊本駅スタート、南関、柳川、鹿島を通って、カキ焼き街道を下り、諫早堤防を渡って島原まで。
173km、制限時間26時間半(8日午後5時まで)の超ハードなコースです。

午後2時35分、5名で熊本駅前をスタート。気温10度、晴れ。最高のマラニック日和です。
植木までサイクリングロードは止めて、新旧3号線を走行。

20kmコンビニで早くも食事。さすがウルトラマラニッカー、みなさんよく食べます。
植木から県道3号線へ。菊水あたりで日が沈み、夜間装備に切り替え。かなり冷え込んできました。

県道3号線のコンビニが開いてました(いつも夜中に走っていましたので閉まっていたのですが・・)。
44km、南関のコンビニに到着。ここでK村さんと合流。6名で行くことに。
まだ午後8時ですが、かなり寒い、0度ぐらいです。天気予報ではさほど冷え込まないと言ってましたが、どうもさらに冷え込む感じ。

70kmあたり(大川市)。遊船乗り場に船がいっぱい。琴奨菊の出身地のようで垂れ幕がありました。
深夜0時ごろで人通りはゼロ。街中には我々の走る足音しか聞こえません。

75km(佐賀県境)から102km(鹿島へ左折するところ)まで27kmは平坦な道がずっと続きます。
この区間を3時間で通過。かなりのハイペース。このペースで行けば午後5時ゴールも可能だが・・・・
コンビニの外で休んでいると体が震えてきます・・・強烈に寒い!氷点下でしょう!。

午前7時、肥前鹿島にて夜が明けてきました。車のフロントガラスは凍結。氷点下2度の冷え込み。

午前7時30分、やっと有明海に出ました。ちょうどここで日の出。海からの日ノ出はすばらしい!
九州で水平線からの日の出が見られるのは東九州だけかと思っていましたが、ここでも見れます(完全な水平線ではないが)。

道の駅「鹿島」7時45分、ここでU働さんと合流。ここまで1人で熊本から来たとのこと、すごい。
店は開いておらず、カキは食べられませんでした。

鹿島(113km)から諫早堤防(137km)までの海岸沿いは「カキ焼き街道」と呼ばれ、100軒近い店があります。
すべての店に「カキ焼き」という看板がかかげてあります。こんなにいっぱいあって営業成り立つのだろうか?


快晴の天気で、カキ焼き街道からの海のながめは最高。ただアップダウンが結構あり、楽な道ではありません。

長崎県境(諫早堤防10km手前)ごろから、残り時間内にゴールできないかもという問題が起こり、
各自体力に合わせてバラバラに走行することに。みなさん早い、私はマイペースで最後尾。

長崎県に入ったころより、水平線に諫早堤防が見えます。その長いこと!対岸は見えません。

諫早堤防に入ったところで「通行禁止」の看板!よく読むと2日後から、ほっとしました。
ここでU働さんとK武さんと合流、ここから3人でハイキング。
関門時間にはもう間に合いそうにはありません。ゆっくり進むことに。


堤防は「雲仙多良シーライン」と呼ばれており、全長7km。対岸に見えるのは雲仙の山々です。
車道側が諫早、堤防側が有明海。堤防の上に道があるのですが進入禁止(T上さんはここを走ったとか)。

海には無数のカモ。中間地点にある展望所。トイレと案内板だけあります。自販機、売店はありません。

シーラインを渡り切り、後は257号線を島原まで27km走るのみ、しかし午後5時までに間に合いそうにありません。
ここで3人で相談して無念ながらワープすることに。

結局、午後5時までにゴールできたのは、隈元君と田中さんだけ。残りの人はタイムオーバーでワープでした。
午後6時近くの居酒屋で打ち上げ。お待ちかねのカキ・馬鹿でかい天丼を食べました。
ここで反省会。スタート時間を早く、コースも車が少ない所に変更。
とにかく眠いのでこのあとすぐホテルですぐ就寝。

翌日九商フェリーで帰りましたが、多数のかもめが船を囲んでいます。
持っていたせんべいを差し出すと食べてくれました。その決定的瞬間写真です(こいつぁ春から縁起がいいヤ)。
とても寒く、きつく、退屈なコースもありましたが、終わってみるとすべて楽しい思い出です。
結局144kmのマラニックになりましたが、精一杯やりましたので悔いはありません。
参加者のみなさん、お疲れさまでした。次回はもう少し走りやすいように改善します。


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