牧ノ戸峠駐車場からスタート。青線は実際に通ったコース。数字は各山間の走行時間(分)。赤★は道に迷った所。
案内図と道が違っているところがありました。コースはGPSで確認、結構正確。
累積高度3520m(ちなみに、九重21座は3826m・阿蘇五岳は2100m)
午前5時40分、夜明けとともに「牧ノ戸峠駐車場」をスタート。
メンバーは福岡組4名、熊本組3名の合計7名。みな萩250kmなどウルトラマラニックの常連。脚力に自信あり(N野氏撮影)。
「1座目」沓掛山(1503m)5:58通過
通り道の山、これを数に入れていいのか疑問。山という名が付いているので一応1山。
山頂標識を証拠に撮って、第1座を記念して万歳(N氏撮影)
途中で右折して「扇ヶ鼻」へ。しばらく行くと扇ヶ鼻の山頂が見えます。
気温17度、快晴、微風。最高のトレラン日和。
「2座目」扇ヶ鼻(1698m)6:28登頂
山頂から見えた雲海に浮かぶ涅槃像。一同に「わーっすごい。」と驚きの声。
次の岩井川岳(いわいごだけ)は扇ヶ鼻より170m下にある平坦な山です(↓が山頂)。
岩井川岳を下りたところ。かなりの坂で距離があります。
「3座目」岩井川岳(1522m)6:50到着
↓に山頂プレートがありました。分かりずらい。この山、あまり魅力なし。
「4座目」星生山(ほっしょうさん)(1762m)7:42登頂
星生山(↓)、赤丸から登りました。
山頂からのながめ。雲海のように眼下に雲が立ち込め幻想的。
トレイルランです。九重でも走れる所は走ります・・というより走らずにいられません。
肥前ヶ城への登山道はマップにも書いてありませんし、看板もありません。
K武さんからの情報で道を探しました。いくつかの丘を越えてやっと山頂へ。
「5座目」肥前ヶ城(1685m)8:12登頂
プレートは抜いたわけではありません。倒れていました。ここもあまり魅力はないです。
ここは周りに山がなく風が気持ちいい。タイタニック?・・・(N野氏撮影)
久住分れからのながめ。硫黄山、北千里ヶ浜、三俣山。
久住分れから見た久住山
普通は赤●から登りますが、我々は黄●をあえて登りました。
「6座目」久住山(1786m)8:54登頂
山頂からのながめ
久住山をおりて向かい側の天狗ヶ城へ。この上りがきつい。
横にある御池(みいけ)。
「7座目」天狗ヶ城(1780m)9:15登頂
ここで朝食タイム。後ろは三俣山。
先に見えるのが中岳。下るのも上るのも大変。
山頂に数名の登山客の姿が見えます。山頂は満員?
「8座目」中岳(1791m)9:37登頂
九州で一番高い山です。感無量。
中岳を下りて、稲星山へ向かいます。
「9座目」稲星山(1774m)10:00登頂
鳴子山の道標がありません。その方向には「展望台」と書いてあり、危険と?
途中、ガケに出て道が途絶えました。引返して別の道を。
やっと見つけました(↓)が、尾根の先端の山。もう道なき道で大変なコースでした(赤丸)。
「10座目」鳴子山(1643m)10:50到着
ここでもう脚が動かなくなってきました。そろそろ限界か。この山も魅力ありません。
山頂からのながめ。坊がツルがきれいに見えます。
左山は三俣山、右山は平治岳、その手前は立中山。
白口岳へ右折するところを真っすぐ行ってしまい、中岳の方へ。途中で気づき引き返し。15分ロス。
左写真は中岳。右写真は白口岳。白口岳は比較的登りやすいですが、向こうに下りるとなるともう大変。
「11座目」白口岳(1720m)11:43到着
来た反対側を見ると、ものすごい絶壁。今からここを下ります。もう大変。
下りは綱渡り、ロッククライミングの所があり、さらに滑るためとても危険。なんとか30分で下山(赤丸を下山)。
鉾立峠で一休み。後ろの山が立中山(たっちゅうざん)です。
さいごの砦、12番目の立中山を征服しました!!12:35。6時間55分の死闘は終わりました。
誰もリタイヤすることもなく、みな同じペースで揃ってゴールできました。7名の息が合ってないとできないことです。
達成を祝福して全員と握手しました。おめでとう、ありがとう!!
法華院温泉に13時到着。ここで20分休憩・食事・水浴び。
このころより暑くなってきました。北千里は無風・熱帯砂漠状態
すがもり越を通って大曲駐車場へ。ここで三俣山に登ろうかという話が出たが、全員一致で否決。
(右写真はN氏撮影)
大曲駐車場にやっと到着。ナントここから牧ノ戸峠まで上り2kmロードラン。脚がウズウズしてたのでしょう。
14時43分牧ノ戸峠駐車場にゴール。全行程終了しました。総時間9時間3分。予定どおりに無事終了しました。
(久住山からのながめ)
結局、最後まで曇ることもなく風も弱く暑いくらいで、とてもいい天気でした。天気のおかげでスムーズに進行で来ました。
12座完踏できたのは、天気のせいもありますが、メンバー7名の脚力・チームワークが良かったことも大きな要因です。
みなさんありがとうございました。楽しい九重探検ができました。また来年行きましょう!