(撮影場所:祖母山山頂・Photographed by XL older sister )
祖母山周辺の紅葉を鑑賞するため、祖母山周回トレランを計画。熊本を4時に出て、6時15分に「四季見原すこやかの森キャンプ場」に到着。
キャンプ場手前の「ふるさと自然公園センター」でトイレ・登山の準備をして、2km先の親父岳登山口からスタート。
コース:親父岳登山口→親父岳→障子岳→古祖母山→障子岳→祖母山→祖母山九合目小屋→
国観峠→北谷登山口→あわせ谷→黒岳→三尖→親父岳登山口
累積高度2700m!、走行時間9時間。
親父岳登山口前の道路に車を駐車。車は1台もなかったが、スタート直後に1台来ました。
反対側に四季見橋。この橋の先に下山しました。
「岳」ではなく「親父山」と書いてあります。ここから親父岳まで行くのが一般的のようです。
右写真は登り口です。最初から上りの連続。6時43分トレラン開始。
8分ほど登っていくと、いきなり右のささやぶの中に入ります(右写真)。
入口には赤いテープがしてあるのでわかりますが、初めての人はこの入り口はわからない(新道)。
親父岳への上りも結構きつい。1時間登ります。
7時50分、親父岳(1644m)登頂。「親父岳におやじだけ?」。
この辺も所々紅葉してました。
5分ほど行くと「米軍空軍B29墜落の地」というのがあった。68年前(終戦の年)物資輸送中に墜落。
飛行機の残骸があるとのことだったが、あったのはプロペラの部品?のみだった。
親父岳から25分で障子岳に到着。山頂の植物を鹿から保護するために山頂は鉄格子で囲まれていた。
早朝、車で来るときにも3匹の鹿に遭遇した。この辺は鹿が多いらしい。
山頂からのながめ。振り返ると、いま来た尾根が見える。絶景です。
北(祖母山方向)に天狗岩(左)と烏帽子岩(右)が見えます。紅葉がきれい。
途中木が広範囲に枯れていました。これは鹿が樹皮を食べるからだそうです。鹿の弊害。他の山でも見られます。
右写真:途中の展望台。
障子岳から45分で古祖母山(1633m)に到着。障子岳から絶壁のような岩場を下りて行きます。もう大変。
山頂の標識は置いてありました。決して抜いたわけではありませんので・・
古祖母山からの南側のながめ。
古祖母から障子までは42分でもどりました。写真は障子岳山頂です。
15分ほど休憩して祖母山へ向かいます。写真は障子岳からみた祖母山。
なんとなくサル顔のような岩
紅葉はすでにピークは過ぎていましたが、所々できれいな紅葉が見られました。
祖母山手前はロッククライミングです。
反対側からは子供でも楽に登れるルートがあるそうですが・・・
祖母山の手前は石の絶壁。まさかこれを登るのではなかろうと思ったら、これを直登でした。
障子岳から1時間12分(午前11時6分)で祖母山(1756m)に到着。
ここで昼食。山頂は温かく風もなく最高の日でした。ここで20分休憩。
祖母山は山頂に神武天皇の祖母である豊玉姫を祀る祠があることでその名があります。
その祠でしょうか?名前は何も書いてありません。
山頂から東後方のながめ
山頂から南方向のながめ。
祖母山から15分ほど下ると「祖母山9合目小屋」があります。ここは宿泊ができます。毛布と缶ビールがあるとか。
1泊2千円、定員40名、年間500名ほどの利用客があるとのこと。食事なし。トイレ1回100円。
国観峠。祖母山から20分ぐらいで来れそうです。
右写真は振り返って祖母山を見たところ。
祖母山のふもとではまだ紅葉がきれいでした。
祖母山から1時間10分(午後1時)ほどで北谷登山口に到着。下りで結構走れる道でした。
駐車場にはいっぱいの車。この奥にも駐車場があります。
北谷登山口から黒岳までは地獄でした。前半は沢登りです。
川を数回横断しなければなりませんが、水量が多く、やむなく最後は靴のままドボン。
後半は急こう配の岩場上り。もうトレランではありません。それも水に濡れたジュクジュクの靴で。
約1時間半で黒岳(1578m)に登頂。もうくたくたです。黒岳という山はどこでも急こう配・・好かん!
黒岳からゴールまでがまた長い。地図では4km下りのみなのだが、実際はアップダウンの繰り返し。
結局1時間15分かかってゴール。午後3時50分。9時間7分の大トレランは終了。
車の所に行くと20名近いおばさん登山グループが。なんとシェルパ関係。
右写真の奥に四季見橋があります。
整理運動を一緒にやって筋肉をほぐし、高千穂温泉で汗を流しました。
とても楽しいトレ乱でした。