コース:熊本駅スタート→金峰山草枕コース→玉名→山鹿→菊池→熊本市龍田→大津→立野→高森→山都町
207kmの予定でしたが、山都町の田代エイドでドクターストップ。また途中道を変更したため走行距離は163km。
通過した市町村:熊本市・玉名市・和水町・山鹿市・菊池市・合志市・菊陽町・大津町・西原村・南阿蘇村・高森町・山都町
の5市7町村を走りました。

午前7時に熊本駅をスタート13名参加(一人金峰山で合流)。気温1度、雲りときどき晴れ。絶好のマラソン日和。

まずは金峰山草枕ハイキングコースを走ります。いきなり上り坂の山岳コース。天水町の裏山まで16kmラン。
菩薩樹苑公園墓地手前で田代さんが合流。田代さん久々のマラニック。萩往還復活の糸口になるといいが・・・

山腹からの川尻方面のながめ(7:30)。

夏目漱石の「草枕」に出てくる石畳道。昔のまま。

「野出の峠の茶屋跡」。いつもなら平成新山が見えるのですが・・・
ここから下りの連続。飛ばします。

天水の町並です(草枕では「那古井の里」と書いてあるが、そんな地名は実際にはない)。
ハイキングコースを2時間25分で終了。1号線に下ります。みんな相変わらず早い。「スピードおとせ!」

まだみかんが木に、とても甘い・・購入したものです(ちぎってはいません)。糖水分補給。

新幹線の下を通過(27km、10:55)。
江田舟山古墳(刀に刻まれた日本最古の漢字が発掘された)。

和水町の道の駅「菊水」で昼食の予定だったが、食堂は予約のみ!・・・祭日なのに何故?
対面のラーメン屋で食事。数年ぶりにちゃんぽん食べました。なぜかここでは瓶ビール半分のみ。

山鹿市に入って菊池川沿い堤防の上を走ります。
玉名・山鹿のルートは宮村さんの設定です。とても走りやすいコースでした。

山鹿ではサイクリングロードを7km走行。最終地点から逆走。この辺は初めて走りましたが、いいコースです。

途中でロード横に「千代の園酒蔵」があります。当然そこで試飲タイム。中には小ビンを購入してる人も・・
走るだけではおもしろくありません。こういう施設は時間がなくても寄ります。

サイクリングロード終わって菊池まで325号線を走行。
メロンドームの手前で南下。熊本市内龍田の上野エイドまで23km。しだいに日が傾むき、寒くなってきました。

18:15、なんとか真っ暗になる前に到着(上野エイド85km)。私が初めて用意したエイドです。
ビール・酒はもちろん、カレーライス、ぜんざい、たくあん、ゼリー、黒糖、ブラックサンダ―。
普通エイドにない「唐揚げ」を用意。酒もカレーも唐揚げも全てすぐなくなりました。

1時間休憩。エイドを手伝ってくれた家族・職員から「ランナーはこんなにエイドで食べるの?!」。
「一般のランナーは違います。この仲間は特別です」。
ここで6名が終了。残った7名で阿蘇へ向かいます。19時15分再出発。外は氷点下。

立野まで20km道路の温度計は氷点下4度。みんなポンチョ着用。

立野ヒライ(107km)に23時到着。店内でビール飲みは禁止だそうです。
高森(123km)に2時到着。ここから38kmコンビニがありません。食料購入。
瑠璃温泉あたりで1名離脱。ここから6名でゴールをめざすことに。

松枝さんも寒さに耐えられず、コンビニでポンチョを購入。
高森トンネル。トンネル内は暖かいかと思いましたが、短いトンネルでは暖かくありません。
トンネルを出ると強烈な寒さ、氷点下5度以上ありそう。道路の横には雪が凍っていました。

20km下り。寒さ解消のため走ります。道の駅「清和文楽邑(ぶんらくむら)・144km・7:10」手前で夜が明けました。
山を下りてきましたが、夜明け前のためか、山と寒さが変わりません。とても寒い。
途中にあった竜宮滝。

高森トンネルから5時間(午前9時)。もう眠たくてたまりません。
やっと山都町中心部に到着。36kmぶりのコンビニがあり、すぐに寄って休憩。

あと11kmで田代エイド。美味しい食事とビールが待っています。足が早くなります。
アップダウンを繰り返し、1時間40分でやっとエイドが見えてきました。

11:10田代エイドに6名全員到着。食事をしてビールを飲んだら、眠たくてたまりません。みんな横になり始めました。
酷寒に耐えてかなり疲労しています。また朝から走りっぱなしで眠くてたまりません。
これ以上は危険と考え、ドクターストップ。163kmで終了としました。

(玉名広域農道からみた木葉山)
参加のみなさんお疲れさまでした。かなり過酷なマラニックでした。設定が少し甘かったようです。
反省点は@2日間の練習会は140kmが限界、A氷点下は避ける、B一昼夜ランは夜スタートがいい。
次回はもう少し楽なマラニックにしましょう。

最後にエイドをしていただいた田代さん、応援にきていただいたK島さん、T本さんにお礼申し上げます。



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