１４古祖母山

コース（青線）：親父岳登山口→親父岳→障子岳→古祖母山→障子岳→親父岳→黒岳→三尖→親父岳登山口
累積高度１６００ｍ、走行時間６時間。緑線は一般の登山道。我々はやや急峻なコースを選びました。
赤線はキャンプ場からの登山コース（さるくバイ新道）。

各山の位置関係

親父岳周辺の「オオヤマレンゲ」を鑑賞するため、古祖母山周回トレランを計画。熊本を５時半に出て、７時半に「四季見原すこやかの森キャンプ場」に到着。
キャンプ場手前の「ふるさと自然公園センター」でトイレ・登山の準備をして、２ｋｍ先の親父岳登山口からスタート。

親父岳登山口前の道路に車を駐車。車は１台もなかった。すぐそばに四季見橋。この橋の先が下山口。
赤矢印を登って行きます。７時４３分登山開始。

非常に簡単で雑な地図が入口にあります。「岳」ではなく「親父山」と書いてあります。

８分ほど登っていくと、いきなり右のささやぶの中に入ります（左写真赤丸のところ）。
初めての人はこの入り口はわからない。この道は険しい。

１時間５分で親父岳（１６４４ｍ）登頂。「親父岳におやじ６人、そして今日はおやじの日」

８分ほど行くと「米軍空軍Ｂ２９墜落の地」というのがある。６９年前（終戦の年）物資輸送中に墜落。
飛行機の残骸はプロペラの部品？のみ。

親父岳から３０分で障子岳に到着。山頂の植物を鹿から保護するために山頂は鉄格子で囲まれている。

障子岳にはまだミヤマキリシマが咲いてました。阿蘇よりもきれい！
振り返るといま来た親父岳（赤矢印）。

東方向にはこれから行く古祖母山（赤矢印）。尾根伝いに行きます。

絶壁のような所を数箇所下ります。スリル満点。

この場所だけ、木がすべて枯れています。鹿が樹皮を食べるからだそうです。鹿の弊害は他の山でもよく見られます。

障子岳から４５分で古祖母山（１６３３ｍ）に到着。２人の先客がいました。

ガスがかかっていて、景色はきれいに見えず。傾山もはっきりわからず。

古祖母山と障子岳の間の尾根にある、展望岩。断崖絶壁です！

北方を見ると、祖母山が見えます（赤丸）。

約１時間で障子岳に戻り、親父岳に１２時到着。

ここから黒岳に向かいます。下って上る。道は険しい。

黒岳。上りがきつい。

親父岳から２５分で黒岳に到着。景色は見えません。
黒岳に北から登ると、もう上り坂地獄です。

黒岳から三尖（みっとぎり）までアップダウンの繰り返し。３５分で到着。

三尖から急激な下り。何回も滑ります。２０分で一般道に出てきました。
黒岳から一気に行けば５０分で下れるでしょう。

今回の目的の「オオヤマレンゲ」の鑑賞は失敗でした。まだつぼみのようでほとんど開花していませんでした。
今回はおもしろい岩場を発見しましたし、天気もまあまあでたのしいトレランでした。