コース概要:河原小校門スタート→26号線横の村道→5kで分岐→13k冠ヶ岳→尾根道→グリーンロード→地蔵峠
→一旦車道に出てまた林道へ→十文字上→28k分岐点→33kゴール河原小校門

コースの3D図(ちょっとコースが違いますが)。冠ヶ岳までは上りの連続、地蔵峠からは下りの連続。

「九州脊梁山脈トレラン」との比較。コースは2km短い。累積高度は400mの差。トレイル率は同じ。
1000m上るのは変わらない。ということで、九州脊梁にも引けを取らない。タイムは1時間ぐらいの差ではなかろうか。

てれっとクラブはこの大会を支援しています。参加者は選手10名(女性3名)、ボランティア7名。

会場は「西原村立河原小学校」。運動場に車を停めて体育館で受付、着替え。参加者は60名。 

選手名簿に年齢と走歴が書いてある。初めて見ました。これはいいアイディアですね。
参加者の年齢構成は40歳台が一番多く平均は50歳弱。最高年齢70歳、最若は23歳。
総歴は5年未満が半数近い。ブームの波でしょうか。しかし、15年以上の人も28名います。
要するにベテランと新人の戦いになっています。結果はどうなっているか気になります。
総歴30年以上の方は6人中5名は60歳台。

8時25分から開会式。会長は西原村陸上競技協会の河上氏。
第一回を開くまでいろいろご苦労があったようです。開催おめでとうございます。
選手宣誓はなんと、この小学校の校長先生。選手として参加されるようです(総歴6年の中堅)。

気温14度、曇り(朝は雨でした)。山頂は雲の中です。

スタートは校門から。午前9時「ゴー」の合図で60名が一斉にスタート。

1kまでは車道を走るかと思ってましたが、横の村道を走ります。
2kから上りが始まります。先頭集団は14名。もう見えなくなりました。

8kから眺めがよくなりましたが、雲でよく見えません。

10kあたり、ものすごい上りを終えると広い草原に出ます。
先頭集団の数人の背中が見えてきました。上りでかなり参っている様子。
2人追い抜きました。我ながらびっくり。

冠ヶ岳手前3kはアップダウンの連続。ずっと上ってちょっと下りるの繰り返し。
絶対歩かないと思ってましたが、この坂は無理です。
13kmで970m上るわけですから、きついのは当然。

雲が少しはれ、下界が見えてきました。天気がいい時は最高のながめなんでしょうね。

11kのエイド。エイドは7ヶ所あり。十分でした。
12k、冠ヶ岳に近づくにつれて雲の中へ入っていきます。風が強くとても寒い。

目の前に冠ヶ岳があるのでしょうが、見えないので、あとどのくらいで山頂なのかわかりません。
突然、山頂のエイドが見えてきました。景色は何も見えません。
コース図に15kとありましたが13kと思われます。1時間41分(10時41分)で登頂。早過ぎです。

冠ヶ岳が最高峰(1145m)、ここから下り主体です。スピードアップ。尾根道まで6分。

左写真の所は木の根っこ地獄、足が引っ掛かったら大変。ゆっくり下ります。
グリーンロードまで24分で到着。

南郷谷がかろうじて見えます。午後から晴れるという予報ですが・・・

地蔵峠手前1kは1ヶ月前に通った時は藪こぎ(右写真)でした。今回はきれいに刈ってありました。
大会関係者で刈られたのでしょうか、ありがとうございます。

地蔵峠(17k)に到着、2時間13分経過(11時13分)。
冠ヶ岳から32分で到着。看板には90分と書かれていますが・・半分以下

地蔵峠から西へ下りていきます。初めて通る道です。ガレ場で石だらけ。危なくてここもゆっくり下ります。
しばらく行くと舗装道路に出て、また林道へ。

23kのてれっとクラブのエイド。クラブでは私が一番乗りでした。力水があったが車なので飲めない。
林道はとにかく石が多い。足をこねます。舗装道もコケで滑ります。転倒して膝をケガされた方が結構おられました。

11時半ごろから日差しがでるようになりました。菊池方面のけしき。

28kで崖崩れ。多くの木で道がふさがれていました。こんなひどい所を渡るのは初めて。

30k、3時間24分。4時間以内でゴールできそう。

ゴール、3時間43分。15位。九州脊梁トレランなら4時間ぐらいのタイムになるのでは、少なくとも5時間以内だろう。
となると、脊梁の5時間以内エキスパートに該当する。もう一回脊梁出てみるかな。
このコースは九州脊梁トレランの練習にも最適では。

全員ゴール。男性陣7名全員4時間切りました。

(俵山山頂からの阿蘇五岳・今年1月)
冠ヶ岳までの上り、地蔵峠からの下りは初めて走りました。わからない上にガスがかかって行く先が見えないので
余計きつかったですが、ゴールタイムが3時間43分とはびっくり。
とても楽しいコースでした。ほどほどにきつかったし、晴れていれば景色は最高でしょう。

コースもエイドも道しるべも問題なしです。会長、ボランティアの方々、ありがとうございました。



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