会場は小高い丘の上の「竹田(たけた)市総合運動公園」。
公園内の「陸上競技場」がスタート地点。隣には野球場もあります。すばらしい総合スポーツ施設。

午前6時7分に熊本を出て7時40分に到着(ミルクロード・赤水経由、車は多かったが渋滞はなし)。
1時間半で着くようです。帰りは2時間かかりました(少々渋滞程度でした・菊陽バイパスの裏道経由)。

前もってゼッケンが送られてくるので受付はなし。着替えは野球場のスタンドで。

クラブから上野、OBS、MTB、釘島、中熊、出端、木村、清田の8名参加。
九爆女からもこっちゃん参加。

9時から開会式。ゲストは浅井えり子さん、50歳代。往年のランナー。
途中でハイタッチをしてもらいました。


コース図: 競技場を出て4.8kmまでは下り基調。その後は第一折り返し(15.5k)まで上りの連続。
折り返して21kmあたりから26.4kmまでまた上りの連続。第二折り返し(26.4K)からは36kmまで下り。
最後5kmは3回急な上りがあり、とくに競技場手前は急激なランナー泣かせの上り坂。

フルマラソンで累積高度が497mもある大会はめずらしい。難コースです。

午前10時フルスタート。気温7度、晴れのち曇り(帰る時に雨が降ってきた)。気温はまあまあ。

フル786名(昨年831名、1昨年1008名)、年々減っています。

一方ハーフは476名とやや増。10km222名微増、史跡めぐりウォーク54名増加。

フルは減っていますが、総数は1583名と85名増加しました。

玉来川(たまらいがわ)沿岸を走り、魚住ダム横を通過。

5km25分。予定通り。久しぶりの山岳コース、かなり脚にこたえます。
9.5kmで明正井路(めいせいいろ・六連水路橋としては日本一)の下をくぐります。

10km(出合・であい)50分経過、予定通り。とよとよさんをマーク。

神原渓谷(こうばるけいこく)に入ります。12.5kmあたりで目の前に祖母山が見えます。

13km、神原渓谷大橋(ロアリング工法で世界2位の高さ)の下を通過。
15km通過、5km27分かかった。脚がおかしい!?やばい。

15.5kmの第一折り返し地点。ここで上りは終了。ここから21kmまで下りです。

折返しで自分の年齢別順位がわかります。私のグループ(65歳〜69歳)はゼッケン番号は「1100番台」。
折り返してくる選手をすべて見てましたが、1100番台はいませんでした・・ということは私が1番!!
これは大変です。抜かれない様にスピードを落とせなくなりました、プレッシャー!

ここで中熊ちゃんに抜かれた。すぐ抜き返しました。
20km地点、。ここまで25、25,27,25分/5km。 予定通り。

神原渓谷(こうばるけいこく)

22kmからまた上りが始まります。脚が動かない。中熊ちゃんにまた抜かれた。もうついて行けない。
25km、28分もかかっている。ヤバい、抜かれる!
26kmの第二折返し地点。今回は記録より3位入賞狙いです。折り返してくる選手をチェック。
ナント、まだトップ!2番手を探しましたがわからず。すぐうしろにいるのかも?!

ここから37kmまで下り、バンバン飛ばしたいが、脚がつりそう。
すれ違う選手から情報が・・「1位だ、2位はかなり離れている」「3位だ」、どれが正しいかわからない。
少なくとも3位以内にはいると確信。自分は1位と思っているが・・・

35km、延岡の関門より6分も遅い!記録は二の次、
ドンドン抜かれます。抜かれるごとにゼッケンナンバーチェック。

37.4km、河宇田湧水(かわうだゆうすい)のエイド。周りの山からの伏流水が竹田に集まっています(竹田湧水群)。
ここは最も湧水量が多く水を汲みに他県から多くの人が来るそうです。

名水飲んでしばし休憩、後方確認。2位はまだ見えない。

競技場入り口の急な坂に入った途端、ふくらはぎがつりました。とうとうつったという感じ。
残り500m、ここで抜かれたら情けない、脚引きずりながら、なんとかゴール。

ゴール!疲れました・・・さていったい何位なのか。記録表をもらいにいきます。

やりました!「1位」!念願の1位、65歳にしてやっと達成できました。

表彰式。昨年は2位でした。1位の台は高い!ながめが2位とは全然違います。

2位以下はメダルと表彰状だけですが、1位は缶ビール3本、地元の名産品セットがもらえます。

左から1位、2位、4位、5位のメダルです。これまでに6個もらいました。
1位と2位のメダルの大きさは一緒で色が違うだけ。4位以下は小さいです。
あと3位と6位のメダルがありません。集めるかな?

中熊ちゃんも女子の部で1位。てれっとから1位が二人出ました!
小場佐君も2位入賞です。

入浴はおなじみの竹田温泉「花水月」。

毎回この時期、雛人形が飾ってあります。

(天気のいい時に競技場から見える九重連山)
今回はラッキーでした。いい条件が揃いました。@速い方が上のクラスに移動した(70歳でメッチャ速い)
A速い人が不参加、B速い人が故障中、C私が65歳〜69歳では一番若い。

いつも追いかけるほうですが、今回は追いかけられる方になりました。こっちの方が精神的にきついです。
記録証を見たときは思わず「やった―」と大声出してしまいました。
来年もまた表彰台に上がれるように精進しましょう。



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