参加賞の12支の置物。9個目です。あと3回。12個になる時は70歳。走っているか?

●コース図:初音旅館裏の浜辺がスタート地点。脊振山系の二丈岳・白糸の滝を走り、下山したら糸島半島を一周してゴール。
ロード走から登山走、山岳走、堤防走、砂浜走、名所旧跡見学走、といろいろなコースがあり、さらに造り酒屋がエイドだったり
おもしろいコースですが、きつさ度は半端ない。
特に40km過ぎの雷神社先は地獄の上り坂。ここで大半の選手は脚をやられる。

完踏率は第1回は28%、第2回21%、第3回30%、第4回34%、第5回17%、今回第9回目は13%と過去最低記録。
今回は昨年に続き炎天下地獄のマラニックになりました。しかも、新コース100kmとなり、完踏者激減!!
100kmの部は79名参加、50kmの部は23名参加。

午前0時10分に熊本(光の森駅前)出発。17名が5台に分乗。
午前2時20分に糸島市の「初音旅館」に到着。2時間10分で到着できる。

さっそく3階の部屋で受付し、1階の大広間で着替え。
今回もゼッケン番号は「1」、これで9回中6回「1」。

4時から説明会。先日の風雨でコース崩壊かと思ったが、全コース走れるとのこと。
初の新コース100km走、おまけに快晴。こりゃ大変なレースになりそうな予感。

てれっとから18名参加(50km1名)。釘島、酒井、有働、小場佐、谷川、松原、小野、出端、中山
河野(孝)、上野(敦)、吉松、山名、村上、新留、松下、田代英。100km参加者は79名で20%がてれっと。


スタート地点は旅館の裏の浜辺。上写真は台風直後の海岸の様子。流木だらけ。
下写真)流木は自然になくなったそうで、今日は浜辺はきれいになっていました。

スタート地点には、てれっとのオレンジTシャツ軍団が目立ちます。

午前5時、ドラの音でスタート。気温25度、晴れ、蒸し暑い。
外灯はなく真っ暗。ライト持参者は半分くらいしかいない!ライトなしの人は足元が見えないので、超危険。

<踏切との戦い>
6.7kmにある踏切は5時37分に下ります。それに間に合うにはキロ5分20秒で走らないと間に合いません。
昨年、成功しましたが、そのあと脚がつって走れなくなりました。今回はトライせず、2回目の遮断に挑戦。
5時40分に到着、下りる前に無事通過。ここまでキロ6分弱で走行。

●(ゆらりんこ橋・19km)渡る時、揺れます。 手前2kmは結構きつい坂。
左の奥にあります。間違って通過しないように。

加茂神社まで山登り。「二丈渓谷遊歩道」と書いてありますが、登山道です。走れません。
加茂川に沿って上ります。川は飲めそうなくらいきれいな水です。

左:<家の石>昔、子供達がこの石の下で雨宿りをしていたそうです。「石の家」ではありません。
右:<加茂神社>登山道は25分で上り切りました。


●(真名子木の香ランドエイド/別日撮影)21km。7時24分、前回と同タイム。
ここで朝食。

<真名子ランドから白糸の滝までの道のり>
4回アップダウンがある。最後の上りきった所が「はろ展望台いとしま」、最高峰643m。
下りきった所にエイド2つ。Bは樋ノ口ハイランドエイド。

<はろ(波呂)展望台いとしま>からのながめ。
ガスがかかってまったく景色見えず。晴れているときは下写真のように見えます。
糸島半島が一望できます。赤線は我々が走るコース。

●(白糸の滝エイド)33km。8時48分着。(ギリギリタイム9時30分)。
昨年よりも5分も早い。

今までになく、観光客が多いし、なんと出店がある。避暑?

「はろ展望台」から雷(いかずち)神社間の高低差図。
白糸の滝から3km下り、3km上り。この上りが地獄の上り。

白糸の滝から3kmは下りで楽ですが、その先の3kmは強烈な上り坂。
右写真:ここから上りが始まる。36km過ぎてこの上り坂は脚にきます。

上りが終わって2km下ると雷神社。もう脚がパンパンです。
工事中の道路に入って1kmほどまた上り。

左写真:ここで左折。ここから下り5km開始(42km)。午前10時(5時間経過)。
右写真:ここから車道に出ます。

やっと山道を終え、一般道に降りてきました。下りの連続でふくらはぎだけではなく、ふとももまで痛くなる。
さらに首・腰も痛くなって、もう最悪。この辺でベルト君に抜かれた。ここまでてれっとでトップでした。
●(伊都国歴史博物館横エイド)45km。11時9分到着(ギリギリタイム11:45)。

●(杉能舎・すぎのや)60km。12時15分着。もう満身創痍、完踏は無理じゃないかと思った。
ベルト君、小場佐君と一緒になりました。他に誰もてれっとは来ない??
残り40km、6時間5分。行けないことはないので10分休憩して再出発。

数10分後の状態。杉能舎はオレンジTシャツでいっぱいになったとか。

てれっとが誰も来ないと思ったら、全員ここにいました。杉能舎近くのコンビニの横です。ア〜ア。

●(九州大学伊都キャンパス):広大な敷地にどんどんキャンパスができています。100の建物ができるそうです!
ここで50km参加のXL姉さんに追い越される。

●(今津運動公園)64km。13時4分到着(ギリギリタイム13時45分)。
ここでこっちゃんから力水。さっき杉能舎で飲んだのでちょっと効けた。

今津運動公園の先、海岸に出て元寇防塁へ行く道ですが、写真のように左カーブの道を曲がらず、
まっすぐ行って、赤矢印の所から柵の外に出ると、防塁への道へ出ます。

●(元寇防塁)66km。鎌倉時代、元の来襲に備えて高さ3mの石築地を20kmに及んで造った防壁。1km長残存。

今日は天気がよく、どこもかしこも人で一杯でした。

二見ヶ浦海岸では海水浴のお客でいっぱい、お店も大繁盛。駐車場も満杯。
人を避けて走らなければならない状態でした。

夫婦岩(75km)。鳥居の前で記念撮影。多くのペアが並んでいました。

●(志摩シーサイドゴルフ場エイド)71km。彦山越え、この坂が結構ハード。
山頂付近にある別荘群。

●左写真:(野北エイド)83km ;第1関門まで6km、時間は50分。なんとか行けそう。
●右写真:(芥屋ゴルフ倶楽部横エイド)89km。第1関門。関門時間17時。2分前にギリギリ到着。
関門はクリアできたが、ギリギリタイムを10分オーバー。今回はダメか。
ここでまたこっちゃんから力水。これでやる気が出てきた。

遠くに見える「芥屋の大門(おおと)」まで1、4km堤防の上を走ります。風が強い。
もう必死で走りました。この辺の記憶があまりない。

●(立石山エイド)92km。第2最終関門。関門時間17:40。到着時間17:13。
関門時間では27分の余裕だが、実際はここからゴールまで80分くらいかかる。残り77分。ギリギリか。
ナント!ここで矢印より手前で右折してしまった。後ろのランナーに注意されてあわてて戻ったが、数分ロス。

●(福浦エイド)95km。最終エイド。残り5km、残り時間41分。
普通なら楽勝だが、もう脚が動かない. ただただ、無心に脚を動かすのみ。
時計は一切見ず、ゴールの初音旅館が近づくのを確認するのみ。諦めるな自分!!

2.5kmの地点。初音旅館が見えてきました。残22分。ラスト700mの浜辺ラン。6分で走破。

ゴール! 13時間29分。出走者79名、正規ルート完踏者はたった10名。時間内完踏者はさらに減って7名。
完踏率8.8%!!。私は7位で時間内では最下位。

19時からBBQパーティ。入浴してすぐ会場へ。座席はくじで決めます。

私もギターの引き語りを。今年はウクレレ、三味線の演奏も。だんだん演奏会になってきました。

2次会も大盛況、23時半まで飲んでました。
朝食は豪華(6:50)。レース中はあまり食べてないので、ご飯2杯いけました。

翌朝8:30に旅館を退出。杉能舎で9時から買い物。お店は10:30開店だが開けてくれました。
今回は初の新コースの100km走。走る前のデータでもこの100kmを13時間半で完踏するのはきびしいとわかっていました。
やはりそのとおりでした。炎天下も影響していますが、完踏者が10名とは。
最後のエイドでここでワープすると言ったのですが、まだ間にあうからと言われて、仕方なく行きましたが、正解でした。
あきらめちゃいかんということを、十二分に体感した大会でした。


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