コース図:宇土駅スタート→轟水源→阿保峠(ABO)→58号線→大岳山(478m)→
243号線→石打ダム→石打ダム駅→尾根道→車道→三角駅ゴール
総走行距離約32km、累積高度約1000m、走行時間4時間45分。

各区間の走行時間(赤数字・単位は分)。一番速い時のタイムです。
今回は参加が少なかったので、さほど飛ばさず。

宇土駅前7:10スタート。参加者たった8名(サポート=奥田夫妻)。
天気予報は雨でしたが、小雨程度ですみました。気温8〜10度、さほど寒くありませんでした

船場町(1km)。江戸〜明治時代、ここ船場川は船着場として栄えていたそうです。石段はその名残り。

川岸にあるエノキは船場橋・蔵屋敷とともに船場の風物詩だそうです。樹齢は150〜200年で何本かは天然記念物とか。

童謡「あんたがたどこさ」は船場を歌ったものですが、発祥は「関東?」「熊本市?」「宇土市?」と諸説あるようです。
この歌には2番があって、そこに「えび」が出てきます。橋の欄干に「えび」がありました。

正面左の山は白山、轟水源はその右下(赤丸)の所にあります。

轟水源(3.8km、7:44)、34分で到着。大岳山、白山からの地下水が湧出しているそうです。
ここで給水。

轟泉水道は日本最古の現役上水道、肥後三轟水(ひごさんごうすい)のひとつと言われ、お茶に適しているそうです。


阿保峠まで上り4km。途中、三叉路が4つあります、赤線が正解。

<阿保峠>7.6km。「あぼとうげ」です、「アホ」ではない!
轟水源から32分で到着。

阿保峠から県道58号線(網引町)まで下り3km。木々が散乱していて走りづらいですが18分で到着。
途中気が伐採されており、眺め最高。

58号線合流地点(10.2km、8:39)。ここで最初のエイド。

★ここで、大ハプニング!なんと!奥田車がパンク!木々が散乱していた所を走ったのが原因!
荷物の運搬があるため、ここで中止して戻るか協議。JAFが来るという事で続行決定。

大岳山登山口進入路まで上り坂2.3km。20分で走破。
右写真のような壁が見えたら、残り100m。

<大岳山登山口進入路>12.5km。9:08。ここを右折して登山口へ。

大岳山登山口(鉄塔横)まで8分。さすがにここまでの坂は走れない。
ここからのながめ。曇っていて良く見えない。写真は昨年のもの。八代方面・不知海が見えます。

赤線から登って行きます。標識も何もなし。初めての人にはこの道はわからないでしょう。
最後の試練場。階段地獄。20分で登頂。

大岳山(478m)登頂(14.5km、9:35)。
山頂には「神風連・・・」の碑。明治政府の欧米化に反対する神風連(じんぷうれん)の士族が自決した場所。

★ここでトラブル発生!!地獄の登山道を走行中、北衛門君の両脚がけいれん!
以後のランは無理ということで、全員引き返すか、このまま進むか思案中、奥田車が修理できたという連絡があり、
北衛門君だけ引き返してもらって、我々は先にいくことに。

なんと山頂に大岳山神社があります。お参りに来る人いるのでしょうか?
「大岳」の標識。標高477.6mと書いてある。地図には478mとあるが、どっちが本当?

山頂からのながめ、木が覆い茂っていて見晴らしは悪い。天気がいい時は写真のように金峰山が見えます。

下りも階段地獄。昨年に比べ道が荒れています。誰も来ないのでは?
いのしし対策が強化され、電気柵があちこちに設置されていました。左右に電線を乗り越えて行きます。
道を横断するように張ってある所もあり、よく前を見てないと危険!

振り返ると大岳山。

県道243号線に出ます。ここは鋭角に左折(赤線)。

6分ほど走ると石打ダムへの右折ポイント(18.2km)。赤矢印へ行きます。まっすぐではありません。

途中の三叉路は左へ。下り終わったころに右折して橋を渡る。
宇土半島はみかん、特にデコポンの発祥地。周囲はみかん畑だらけ。

石打ダム展望所(21km、10:30)。今回はここにはエイドなし。

毎年、ここの梅は満開です。

駅が右手に見えたら、赤矢印で右折。駅の右側から上っていきます。

石打ダム駅(22km、10:47)。ここで2回目のエイド。美味しいぜんざい、手作りの干し柿。10分間休憩。
★ここで事件!GOさんの頭から大量の出血!!さきほど枝に当たったそうで、救護班が応急処置。

★ここで問題が!予定より20分遅れています、これでは三角発の電車にギリギリです。
これから雨足も強くなりますので、尾根は行かずに線路沿いの道を下ることに。3km短縮になります。

途中にあった「三角おれんじファーム」。キャンプ場らしいですが、かなりさびれてます。
三角駅手前にあった湧水場。三角を通るときはここを利用しましょう。

★ここでまた問題が。@コンビニがなくなっています。A駅前に物産館がありますが、酒はありません!
駅左の小さな店にビールがありました。夜間ここを通過しても店はありません、要注意!

午前11時50分三角駅到着。30km、5時間終了。雨は小雨程度でした。この後から強くなってきました。

12:32のJRに乗り、12:59住吉到着。ここから14分歩いて「あじさいの湯」へ。この間は強風、小雨でした。
13:30より食事開始。14:45お開き。雨ということで温泉館のバスで宇土駅まで送っていただきました。

(温泉館の駐車場に咲いていた緋寒桜)
雨がだんだんひどくなるという予報でしたので、今回は尾根道は避けましたが、下の車道も結構きつい。
変化のある尾根道の方が楽かもしれません。しかし、いい筋トレになりました。
いろいろ事件が起こりましたが、参加のみなさんお疲れ様でした。



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