「金峰三山山岳マラソン大会」では金峰山・二ノ岳・三ノ岳を一気に走ります。これだけでも結構きついです。
それを「三山を往復して2回走る」というものすごいコースができました。
これまで誰も挑戦したことがないと思います。6山を8時間で走破できるか?前代未聞の挑戦です。

●コース:熊本駅→少年自然の家→さるすべり直登コース→@金峰山山頂→下り車道→岩戸観音→野出→A二ノ岳山頂
→B三ノ岳山頂→三ノ岳東登山口(ここで折返し)→C三ノ岳山頂→D二ノ岳山頂→芳野中→階段下り→北回り登山道
→仁王像→E金峰山→少年自然の家→お墓→岳林寺→城の湯ゴール。38km。

帰りの二ノ岳から金峰山のルートは1号線を迂回するのではなく、北回り登山道を直登します。

累積高度2400m。金峰三山大会と比べると、距離は4kmほど短いですが、累積高度は1.5倍もあります。
いかに高低差があるかがわかります。


挑戦者は写真の7名。さて何名が最後まで走り通せるか?

●「熊本駅」。午前8時7分、熊本駅前スタート。気温4度、寒い。天気晴れ。絶好のトレイル日和。

「少年自然の家」の横を通過。
●「さるすべり入口」。9:07。駅から1時間ちょうどで到着。

直登コースを登ります。さるすべり入口の鳥居から山頂神社前の鳥居まで21分。

●第1座「金峰山(665m)」。9:26、金峰山登頂。駅から1時間19分。金峰山神社はまだ工事中でした。
ガスがかかっており、眺めはいまいち。

●「岩戸観音」。10:03。ここにはトイレもあります。
霊巌洞の中に岩戸観音が安置されています。
霊巌洞で宮本武蔵が「五輪書」を書いたそうです。武蔵の像にマスクが付けてありました。

●「金峰森の駅・みちくさ館」。10:25。101号線。ここで1名離脱。
みちくさ館の前で左折。小さな上り坂です。

1号線に出たら、100mほど右へ行って、鋭角に左折。ここからの上り坂が半端ない。
●「野出・登山口」。11:02。

●第2座「二ノ岳 (685m)」。11:25。登山口から23分で登頂。三山で一番高い山です。
ここで食事タイム。早くも力水。

普賢岳がわずかに見えます(↓)。
これから行く三ノ岳はきれいに見えました。

●第3座「三ノ岳 (681m)」。12:02。二ノ岳山頂から27分で到着。
普通ならここで折り返して二ノ岳にもどるところだが、今回は三ノ岳東登山口まで下りて、戻ってくる。

●「三ノ岳東登山口」。12:23。三ノ岳から18分。ここで折り返す。戻りは23分。
ここで半分の距離。ここまで4時間16分経過。この調子でいくとゴールは8時間半ぐらいか。

●第4座「三の岳」。12:46。

これから行く二の岳。ややガスってますが。

三の岳からの下り。4名は別大選手。とにかくみなさん速い。岩場もスイスイと下りていきます。
私は転倒するのが怖いので、ゆっくりマイペース。
●第5座「二ノ岳」。13:19。三ノ岳から27分で到着。
皆さんに少し疲れがみえます。

二ノ岳から東登山口の方に下ります。それから芳野中の中を通って裏手から下ります。

裏手の急降下階段を下りて、金峰山の北回り登山口へ。金峰山まで直登します。
最後の上り坂です。もう脚の筋肉がパンパン。途中で何度も脚が止まりました。

毎度お馴染みの北回り登山道の仁王像。

●第6座「金峰山」。15:07。ニノ岳から44分。スタートしてから約7時間。
これで山は終了と思うと、力が抜けてバタリ。

「金峰三山Wトレラン」、Finisher、6名。おめでとうございます。

15:15下山開始。あとは10km、城の湯まで6km下り4km平坦。
下り車道→少年自然の家→霊園菩提樹苑内を通過→岳林寺→城の湯

●「城の湯」。16:30。ゴール、トレラン終了。8時間30分。
近くのお店で打上げ。ギンギンに冷えた生は最高においしかった。

<金峰山の紅葉>
金峰三山大会の1.5倍の累積高度。かなりきついだろうとは思っていましたが、想像以上でした。
最後の金峰山では脚が止まってしまいました。帰りの10kmも結構きつかった。
まだ60kmのコースもあるらしいが、おそらく私には無理でしょう。これが限界です。
しかし、終わってみると楽しいトレランでした。


<通過タイム>



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