7:58、熊本駅前スタート。参加者は高瀬、伊藤、河口、小場佐、GOの6名。
天気は曇りのち晴れ。気温は13度だったが、山頂は風も強く寒かった。

コース:熊本駅→金峰山→北廻り登山道→仁王像→(予定変更)野出→二ノ岳→三ノ岳
→(予定変更)直登コース→玉東町→木葉駅→木葉山→ふれあいの丘交流センター
累積高度1700mで標高700mしかないが、上りは超ハード。
このコースは4年ぶり。さて最後まで脚の筋肉がもつか。

8分でさっそく上り坂。この坂「極楽坂」と名前が付いてます。

手袋は熊本城マラソンの参加賞。23分で金峰山登山口通過。

A地区の墓地。ここには水道(飲めます)があります。周辺の道がきれいになってますが、車通る?

途中にあったクイズ板。正解はウ(熊本、鹿児島、奈良、山梨、山形、東京都)の6つです。
50分で「少年自然の家」に到着。「梨の田尻園」は閉店中。

さるすべり上り口(熊本駅から55分)

右(赤線)が急峻コース(さるすべり)。その先でまた右へ曲がる道があります。これは山の後ろに回る道で遠いです。
急登コースは一般コースと4回交差します。今回、両方のコースに分かれて時間を競ってみました。
一般コースはGOさんが担当。私は急登コース。なんと!負けました。普通急登コースで20分。GOさんは速い!

●金峰山登頂(1時間22分)。標高665m
金峰山神社は改築中でした。
山小屋は事務所になっており、お店ではありません。

今日はガスがかかって眺めは最低。晴れているときは写真のように見えます。

6分休憩して北廻り登山道を下ります。ここは石がゴロゴロしていて要注意。

出口近くにある仁王像。
仁王像:右が阿形像(あぎょうぞう)、左が吽形像(うんぎょうぞう)。
天保10年(明治の30年前・180年前)に金峰山神社の護神として祭られたものです。

ここで、OBSさんの提案で新コースを行くことに・・これがもう大変な道だった!
仁王像からまっすぐ(青矢印・従来の道)行かず、左へ行く(赤矢印が新コース)。
距離は800m近いが。時間は調べるとほぼ変わりませんでした。赤丸の所が難所。

道なき道、やぶ漕ぎ。全身にトゲトゲがくっつきました。

県道1号線にやっと出て「ゆうほうえんフルーツランド」果樹園の中を上ります。
この道がまた急登コース。まるで千畳敷の坂並です。従来の道の方が楽です。

二ノ岳登山口(10時46分・2時間46分)到着。
ナント途中で幡手君に会いました。フルのトレーニング中とのこと。
来年のカルデラ再開のこと知らなかった。彼は2014年の優勝者です(7時間32分)。

●二ノ岳登頂(標高685m)3つのうち一番高い。登山口から20分で登頂。
山頂には子供も含め8名ほど登山客がいました。

三ノ岳、これからここへ行きます。有明海は見えません。

三ノ岳登山口。なんとなく広くなったような気がしますが。681m

●三ノ岳登頂(681m)。二ノ岳から30分で到着。
ここにも子供連れの登山客。ここで休憩。山頂は風があり寒い。

今下りてきた二ノ岳。

有明海はガスでほとんど見えず。

三ノ岳から下の道までは直登コースを行くことに

C地点。右へ(赤線)曲がります。普通左へ行きます。

Cに行く途中に鉄塔があり、そこを右折(青線)すると近道ですが、道が荒れていたので行かず。
なんと、鉄塔がなくなっていました(右写真)!


Cから1kmほど走ると左に下りる道(B地点)があります。これが直登コースです。
標識があったのですが、なくなっていました。
さっきの近道はこの反対側に出てきます。

道はさほど荒れておらず。14分で終了(B→A間)。

A地点からのながめです。目の前に木葉山が見えます。
ミカン畑の中を一直線に下りていきます。

下り終わるとすぐ横に吉次峠、半高山(はんこうやま)。

この辺は「西南の役」で戦場となった所で「半高山戦場地跡」「吉次峠戦場地跡」慰霊碑があります。
薩軍と官軍の戦いが連日続き、多くの死傷者が出たそうです。

20分も走ると「年の神水源」の到着。12時50分。予定より30分早い。

以前はここでドボンしてましたが、今は水が減って濁ってます。

水源から木葉駅前を通過して30分で木葉山登山口へ。登山口は山頂からかなり東の方にあります。
A:木葉山正規登山道入り口。B:急登参道登山口。

30分で木葉駅先のローソンに到着。ここで休憩。12時25分。力水。

<木葉山の地図>
B=ローソン、E=登山口、F=松ヶ平との分岐、K=帰りみち分岐、D=鳥居、A=登山口

登山口
途中にあった「権現カエルの石」、その他「水を持つ木」「夫婦岩」とかいろいろありましたが・・カエル以外はいまいち

●木葉山(このはやま)登頂。標高284m、30分で登頂。山頂には「霊雨山神社」があります。
祠の中で中学生がテレビゲームしていました。こんな所で?登って来たのか??

山頂からのながめ、玉東町町並み、三ノ岳が見えます。

ナント、金峰山、二ノ岳まで見えてます。

下山は南側の急登登山路を行きました。「途中道の崩壊があり、通行は控えてください」と書いてありましたが、直行。
どこも崩壊ヶ所はなく、スムーズに下りれました。
下には鳥居があり、この急坂は参道なのです。お年寄り登れないでしょう?
「ふれあいの丘交流センター」にゴール。14時43分。鳥居から20分。全行程終了しました。


駅の真向かいにきれいな店「夢ステーションこのは」。地元でとれた野菜や郷土品を売っていました。
ここは食堂でもあり、カレーがおいしいとか。
駅周辺は住宅が増えており、それに伴って駅周辺がきれいになっていました。

このオブジェ「名称:風舞」。日展会員の熊大の教授の作品。昨年11月に設置。日本赤十字の発祥の地にちなんで作成。
西南戦争の最中に、欧州の赤十字に習い、政府からの許可を得て、日本式の人道博愛精神による救護団体が組織されたそうです。

(黄色丸はふれあいの丘交流センター)
約6時間43分。累積高度1700mのトレランでした。予定では7時間半でしたが、6時間43分で終了。
累積1700mを6時間半で行くのはさすがにきつい。最後の木葉山の上りは脚がとまった。
いろいろ新しい情報を得ましたし、予想外のことがいろいろ起こりましたし、筋トレにもなりましたし、
天気もよかったし、楽しいトレランでした。



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