コース図:三角駅スタート→雲竜台→三角岳(406m)→高野山(262m)→石打ダム→大岳山(478m)
→国道266号→不知火温泉ゴール。
総走行距離28.5km、累積高度1500m、走行時間5時間半。

6:19熊本発のJR。1時間で三角駅到着。構内で着替え。
中間点の石打ダムエイド以外、自販機・水はありません。ここで補給。

三角駅はきれいになりましたが、向かいにあるピラミッドは無人放置。
●「海のピラミッド」:フェリーの待合所として作られましたが、島原フェリーが熊本港に移ったため閉鎖。
今は展望台としてのみ使われています。もったいない。

参加者は16名(サポート2名)。三角駅前で記念撮影。
晴れ、朝は寒かったが9時過ぎからは温かくなった。いいトレラン日和り。

午前7時27分スタート。登山口まで5分。
いきなり、竹やぶの道。

今日のコースは「九州自然歩道」となっていますが、斜面の道は崩壊寸前でした。
おそらく、来年あたり、道がなくなっている可能性があります。次回はコースを変えた方がいいようです。

10分も上ると展望所があります。もう汗びっしょり、薄着になります。
見晴らしはイマイチ。

展望所から5分で天翔台(青矢印)への分岐点に出ます。ここはまっすぐです。
三角岳は標高406mしかありませんが、海抜0mから上るためけっこう上る距離は長いし急こう配。

「雲龍台」。登山口から20分。登山道から左折します。


こからの眺めは最高!1号橋(中央の橋)、飛岳(ひだけ)・天草の島々が一望できます。

三角岳(407m)登頂(8:14)。案内書には2時間半かかるとなっていましたが、駅から47分で登頂。
登り口から42分。

山頂からのながめはイマイチ。

山頂には何故か天皇陛下の石像、三角岳山神社のほこらがあります。石はここにあったのでしょうか?

★<痛恨のコースアウト> 三角岳→高野山で道を間違えてしまいました。先頭は私です。
斜面の道が崩壊してたので、視点が目の前だけになっており、鋭角に左に曲がるのに気づかず、まっすぐ行ってしまいました。
写真は道を間違った所ではありません。これよりまだ道幅が狭くなって危険な所が数カ所ありました。

赤線が正規。Aが道を間違った場所。青線が間違って進んだ道。
道がしだいに険しくなり、急降下し始めたのでおかしいと気づき戻りました。
ロスタイム20分でした。そのため、ゴールも20分遅れてしまいました。申し訳ない。
分岐部には「山火事注意」の看板があり、曲がってすぐに道標があります。それが目印です。

左)宇土半島はみかん、特にデコポンの発祥地。あちこちにみかん畑がありました。うしろの山は三角岳。
中・右)高野山(たかのさん)山頂(262m・9:07)。山頂にはNTTの鉄塔が建っています。
普通なら三角岳から25分ですが、45分もかかりました。

ここから360度のパノラマビュー(雲仙岳・金峰山・天草・九州脊梁)が見えるそうですが
今日はガスって・・よくわからない

私の指先にある、とがった山が大岳山です。いまからあの山頂まで走ります。大岳山まで14km。

高野山を下りて7分ぐらいで「石釜レストラン(よんなっせ)食と農の体験塾」という店に到着。
今日は休み?だれもいない。トイレのみ借りました。

店を出て100mで左折。畑の横を通って奥の藪に入ります。初心者にはこの道はわからないでしょう。道はもうジャングル

今年は倒木が多く、道を完全にふさいでいました。ほとんど人は通らないのでしょうね。

5分も行くと、場所に不釣り合いの立派な道路を横断します。
この道は奥まで完成しておらず、地図には載っていません。

道路横断して5分後に三叉路に出ます。そこはまっすぐではなく「右折」です。さらに50m先は「左へ」上ります。

この辺から、振り向くと、いま登った高野山と三角岳が見えます。

ここから尾根(背骨道)をひたすら(3.5km)東へ走ります。
25分ほどで大きいほこらが左側にあります。ここから右へ下ります。

ここで全員集合。今回はコースアウトを防ぐため、数回、全員集合待機をしました。

石打ダム駅到着(10:11、トイレあり・自販機はない)。

ダムの手前の梅の木。毎回、満開状態です。

石打ダム到着・そばのダム展望場で15分休憩(10:22)。

奥田エイドになんと!恵方巻きと力水が。

全員並んで、西南西を向いて、黙ってパクパク。ベスト記録が出ますように・・・

左)ダムの横に石打ダム資料館がありますが廃墟状態。もったいない。
右)↓の所で休憩。ここは距離的には13km/29kmですが、時間的には中間点になります。

左)ここから上り坂の連続。20分走ると243号線に出ます。そこを左へ行きます。
そこから5分で右へ鋭角に曲がります。道標を見落としてまっすぐ行かない事!!。

ここから大岳山(写真中央)に向かって行くのですが、道がわかりづらい。


この4つの三叉路。左側の道が上っているのでそっちに行きたくなりますが、正解はすべて「右」です。

左)鋭角に曲がった所から15分ほどの所です。まっすぐ行かず左へ鋭角に曲がります。電気柵を越えていきます。
右)道は左へカーブしてますが、右へ行きます。ここも電気柵をまたいで行きます。

大岳山は階段地獄の山です。4・5百段の階段が続きます。最後の試練。

鋭角に曲がった所から35分ほどで山頂へ。
大岳山(おおたけさん)頂上です。宇土半島でもっとも高い山です。ダムから1時間10分(11時45分)。
道標には477.6mとなっています。地図では478mです。

左)山頂には大岳山神社があります。ここまでお参りに来る人いるのでしょうか?
右)「神風連・・・」の碑。明治政府の欧米化に反対する神風連(じんぷうれん)の士族が自決した場所。

あとは下りのみ。ここも階段地獄。
10分ほどで鉄柵に出ます。道は青線のように左カーブですが、そこを右に行き、道路に出ます。

道路に出た所に大きな電波塔(左写真)があったのですが、なくなっていました!

道路に出て5分でT字路に出ます。ここを右折。左に行くと半島の北側に出ます。

電波塔跡から34分で海岸沿いに出てきました。残り2km。
12:48、ゴールの道の駅「不知火」の到着。5時間20分。

13:30より宴会開始。名物貝汁定食+生1杯、美味でした。

宇土半島の山コースは高低差があり変化に富んでいていろいろなランが楽しめます。
コースも10年がかりで見つけたという難コース。筋トレ&スピードランの練習になりました。
ただ斜面の道がかなり崩落していたのが心配です。




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