午前6時45分、光の森駅前出発。晴れ、25度。
途中、阿蘇外輪山で雲海遭遇。さらに雲が滝のように流れ落ちている「滝雲」あり。初めて見ました。

8時8分に一目山下の駐車場に到着。熊本から1時間23分かかりました。すでに10台の車が駐車している。
今日のパーティーは、有働、松下、小場佐の4名。皆、涌蓋山はベテラン。

これまで過去13年間で8回練習会で涌蓋山に登っていますが、2019年を最後に来ていません。
まだ練習会に使えるかどうか、下調べにきました。
これまでは、岳の湯温泉「ゆけむり茶屋」駐車場でトイレ準備をして、「牧野登山口駐車場」に車を留めて登山開始。
涌蓋山→女岳→涌蓋越→みそこぶし山→一目山→筋湯温泉→ひぜん登山口涌蓋越→牧野登山口駐車場ゴール
累積高度1000m、5時間の結構ハードなコース。

今回は駐車位置から筋湯温泉へ下り、ひぜん登山口から涌蓋越を通過して、直登登山口から涌蓋山に向かいます。
あとはこれまでと一緒のコース。これがとんでもないコースとなっていました。

8時8分スタート。気温24度。まずは、筋湯温泉まで下ります。登山口まで2.7km。
途中、三叉路左、鋭角に右折、三叉路を左に入る(右写真)、要注意。
自販機が2ヶ所にあります。水分は充分に持っていきましょう。

三叉路を200mも下ると「疥癬湯有料駐車場」。この奥が登山口。車は奥に止めることができます。300円。
右写真の矢印の所が登山口。

<ひぜん湯>。10年前までここに「ひぜん湯」という温泉があったそうです。
大水害で流され今はありません。「疥癬」は「皮癬」とも書くので「ひぜん」と読むらしい。
皮膚病、とくにダニの感染で起こる疥癬(かいせん)に効用があるとのことだが、
「疥癬湯」の名前はちょっと・・今は足湯だけが残っています。

8時28分、登山開始。やぶ漕ぎです。夏場は長袖、長パンツがお勧めです。
登り切ると、涌蓋山が見えてきます。他の登山客に何度か追いつき、すべて抜いていきました。
短パン、半袖を見て、みなさん驚いてました。

涌蓋越に登山口から45分で到着。
ここから涌蓋山に登るのではなく、まっすぐ行って、涌蓋山直登登山口まで進みます。
これが大変でした。

次第に大きな石がごろごろ、しかもやぶ漕ぎ。上からの落石で道をふさいでいます。
右写真は前回のものですが、道が崩落していますが、まだ通れました。今回はその細い道すらもなくなっていました。
何とか滑り落ちないようにガケの上を這って渡りましたが、ここは行かない方がいい。

この区間(赤線)は立入禁止、もう練習会では使用しません。

先で道に柵がしてあり「通行禁止」。歩行者も通行禁止と書いた方がいいのでは。
右写真:涌蓋山直登登山口です。矢印から登って行きます。
涌蓋越から45分かかりました。

登山口から42分で登頂。10時49分。山頂の温度計は30度。しかし日ざしが雲に隠れると涼しいです。

●涌蓋山(1500m):大分県と熊本県との境にあり、九重連峰では最も西に位置する山。
円錐形のなだらかな山容は美しく、玖珠富士(くすふじ)、小国富士(おぐにふじ)の名でも親しまれている。
「涌蓋(わいた)山」「湧蓋山」「涌出山(わきでさん)」といろいろ書き方・呼び名はあるようです。

涌蓋山から急降下、滑るので用心して下ります。下はやぶ漕ぎでした。

●女岳(1411m)、涌蓋山から9分で到着。
ここから、涌蓋越までが大変。すごいやぶ漕ぎで道がわかりません。何度か道に迷いました。
涌蓋越に18分で下りてきました。

みそこぶし山をめざして、草原を上ります。

●みそこぶし山(1299m)登頂。涌蓋越から20分。11時50分。
「みそこぶし]とは味噌を盛ったような山だから。

一目山まで走ります。途中に倒れたトイレがまだありました。トイレの左側を行きます。
右写真:一目山の下。最後の「地獄坂」。最初に上り切ったのはGOさんでした、さすが!

●一目(ひとめ)山・1287m。みそこぶしから40分。12時33分登頂。
「一目」とはひと目ですべての景色が見えるということから付いたそうです

山頂から九重の眺め

駐車場まで18分で下山。全行程4時間42分でした。
泥を落として、瀬の本高原ホテルで露天風呂で汗を流し、車内で打上。

次回は涌蓋越から涌蓋山にすぐ上って、折り返して下りてくる、コースにしましょう。
時間は4時間ぐらいで終了できるでしょう。
「8の字トレラン」の代わりに「6の字トレラン」??



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