開催場所は「フードパル熊本」。会場は「食品交流会館」の裏の広場。
毎年11月3日(祝日)文化の日に行われます。主催は熊本クレイジートライアスロンクラブ(熊本CTC)

Aコース216名、Bコース59名、Cコース76名、ウォーク29名。総勢380名。メインのAコースが一番多い。
本日の天気は晴。気温は朝は7度。昼は20度以上という予報。

8時20分から開会式。式は8時50分までありました(スタートは9時です、ギリギリまで)。
準備体操(以前はなかった)。エアロのインストラクター荒木さんが、元気よく指導。


今年はてれっと軍団から17名参加。ボランティアも17名。オレンジ蛍光シャツが相変わらず目立ちます。
Aコースに14名、Bコースに2名、Cコース1名参加。

●Aコース(42km)、4つの山(小萩山、三の岳、二の岳、金峰山)をかけ上るコースです。
●Bコース(34km)は金峰山以外すべて上ります。
●Cコース(16km)は小萩山山頂から南に下ってそのままゴールへ。
Aコースはマラソンというより筋肉耐久レースです(小萩山は三山に入りません)。

高低図(Aコース):黄色はロード、緑はトレラン風、茶は登山道。
4回の山登りは半端ではありません。累積高度1482m。5時間前後でこれを走るのは相当ハード。

九爆女の姉さんと関さんも参加。こっちゃんはケガ中。

驚いたことにランパンランシャツの方がおられました。「山岳マラソンはマラソンと同じ」でしょうか。
逆にバッグを背負う人もいます。「山岳マラソンはトレランと同じ」でしょうか。
もう一つ驚いたこと:タイムが自動計測になりました。ゼッケンにチップが付いている。さらに時計電光板があった。
大会もだんだんデジタル化してきました・・・以前の方法も趣があったが・・

午前9時、全員一緒に気勢を上げてスタート。スタート後1kmは下り。みなさん飛ばします。ついていけない。

1.5kmから小萩山登り口まで5.5km上りの連続。急な坂だらけで出だしから脚がこわばる。

小萩山登山入り口(6km)。ここまでも上りの連続でしたが、ここからさらに急な上りになります。
スタートから小萩山山頂までが全コースで一番きつい。

小萩山頂上(412m)。8km地点。坂を12分で上り切る。44分経過。前回と同じ。
山頂にはエイドあり。

山頂から緩やかな下りを600m行くと道路(県道101号線)に出ます。
途中、目の前に見えるのは金峰山。


101号線は緩やかな上り道。1.5kmほど行くと、学校区(芳野小中学校のある地域)の奥田エイド。10km地点。
ここまで1時間2分。前回と同じタイム。ここから三の岳めざして、上って下って上る。脚泣かせ。

学校区を過ぎると三の岳が見えてきます。
今から山の手前を左から右へ行って後方に回って山頂をめざします(黄色の→を走ります)。

学校区から20分で左折。ここから急坂。2分で三ノ岳登山道入口。

登山道は急で狭く傾斜しているところが多く、踏み外したら滑り落ちます。スリル満点。
三ノ岳山頂横に見える鉄塔です。横にお寺があります。

三の岳(那智岳・681m)頂上・14km地点。登山入り口から17分で上り切りました。
こにもエイドがあります。水をここまで運ぶのは大変だったでしょうね。ごくろうさまです。

山頂からの景色は最高です。今日はガスでよく見えません。天気がよければ写真のように普賢岳(長崎雲仙)も見えます。

三ノ岳から赤丸のように下り、二ノ岳に向かいます。

下りも大変。岩が多く座り込んで下りるところもあり。速い人はここを飛んで下りるのでしょうね。
5分で下山しました。

300mほど行くと二ノ岳登山口。ここも階段地獄で脚が痛くなる。

二の岳山頂(熊ノ岳・685m)。2時間8分で到着。13分で上れました。ここからのながめも最高です。
下りも大変。葉っぱで滑ります。途中で抜かれましたが、その選手ものすごいスピードでした。信じられん。

下りは9分で終了。ところが、ここで大事件。
急な坂道を下りた所でT代さん、MTBさんがいたので、スピード上げたら、右ふくらはぎがつりました。
急きょ、座ってストレッチ。それ以後、スピードをあげるとつりそうになるので、ここで記録は断念。

コースの周りには河内のみかんが最盛期。匂いがすごい。
これからめざす金峰山もガスでうっすら見えます。だんだん暑くなってきました。

20kmの学校区てれっとエイド。2時間半で到着。てれっと3番目(@ベルト君、AOBSさん)
てれっとのボランティア17名。どのエイドにもてれっとがいた。元気が出ます。

学校区から峠の茶屋エイドまで20分。スピードが出せません。数人に抜かれました。
さるすべりの手前でXL姉さんについに抜かれる。

さるすべりは20分で終了。12時30分。丁度3時間半経過。前回と同タイム。


さるすべりの途中で写真屋さんに、姉さんと一緒にランニングポーズ。そんな暇ないのに・・
ゴールは4時間40分程度か?

金峰山山頂付近(一の岳とも言う・kinbouzan・665m)からの熊本市内の風景。
これで山岳は終了。あとは下りだけ。しかしふくらはぎがつりそうで下りは怖い。

山頂から峠の茶屋までの下り5kmに25分かかった。前回より4分遅い。
ここから姉さんぶっ飛ばし。あっと言う間に見えなくなった。置いていかれた〜

峠の茶屋から1kmほど上り、それから下り、35kmでまた急激な上り1km。
この辺は4年前と違い伐採されて風景がまったく違っていた。コースを間違えたのではと不安になった。
前後には誰もいないし、係員もいない、標識もない・・・結局合っていた

ここからのながめ。上熊本、崇城大学方面です。

小萩山登山口(残り7km)、ここから下りのみ。恐る恐るスピードアップ。
残り2km、フードパルが見えてきました。

最後の1kmは上り。これは結構きつい。熊本城マラソンを思い出す。

パーク内の陸橋に上るのが最後の上り坂。
ここでハプニング。私の後ろにいる選手が「抜いていいですか?」と聞いてきた。「いいよ」。
紳士ですね。スポーツマンの鏡です。

やっと、ゴール。4時間54分。56位(191人中)。
4時間半が目標でしたが、前回より10分遅かった。これが今(64歳)の実力でしょう。

てれっとから坪根っちがBコースで3位、最近入賞が続いている・・伸び盛り!
九爆女は相変わらず「賞品ドロボウ」、姉さんAコースで準優勝。

4年前のデータですが、Aコースの参加者の年齢構成。20、30、40歳台が多いようです。若い人が多いようだ。

ゴールタイム(Aコース)は(今回の記録です)。5時間半〜6時間(制限時間7時間)の方が最も多い。
平均タイム(Aコース)は5時間19分。完走率は約93%。

(雨の日に三ノ岳から見た二ノ岳。幻想的な風景が楽しめます)
記録更新とはいかなかったですが、トラブルがあって5時間は切れたということで、良しとしましょう。
金峰三山Aコースは5年ぶりです。きつかったが、このくらいハードな方が終わったあとすっきりする。
とても楽しい筋トレでした・・・明日は階段登れんだろうな・・・